離婚とアスペルガー症候群

当事務所へご相談される方の中で、夫または妻がアスペルガー症候群かもしれないとおっしゃる方がいらっしゃいます。   「夫とコミュニケーションがうまく取れない」「妻と会話が成り立たない」「自分の気持ち、やりたいことを理解してくれない」、このようなことがある場合、夫や妻はアスペルガー症候群であるかもしれません。  

アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群とはアスペルガー障害という名称で、自閉症(自閉障害)などという分類に入れられています。2013年5月に、19年ぶりにアメリカ精神医学会の診断基準DSMが改訂され、これまでに高機能自閉症やアスペルガー症候群などの総称として使用されていた広汎性発達障害が、新しいDSM5では「自閉症スペクトラム」という診断名に変更されました。   ここではアスペルガー症候群という従来の名称で称しますが、アスペルガー症候群の人は、一般的に知能が高く、また特に子どもの頃は、親や周囲の人からの助けがあるため、特に大きな違和感を持つことなく成長してきたという人も多数おられます。したがって、大人になってからアスペルガーであることに気づく人も少なくありません。  

アスペルガー症候群の方の特徴

アスペルガー症候群の方の特徴としては、

・周りの人の気持ちを汲み取れない ・自分の興味のあることを一方的に話し続ける ・話がかみ合わない ・特定のことに固執する ・会話の裏が読めない ・喜怒哀楽がないように見える といったことが挙げられます。

また、周囲の環境いかんによっては、うつ病、睡眠障害、心身症、統合失調症等、深刻な二次障害を引き起こしてしまうことも少なくありません。

離婚とアスペルガー症候群

これらの障害を抱える配偶者の方をお持ちの場合でも、もちろん、アスペルガー症候群について良く理解し、上手く夫婦生活を送っていけることが一番でしょう。しかし、それがやはり難しいとお考えの場合、精神的に追い詰められてしまう前に、できるだけ早く、離婚の専門家にご相談ください。弁護士などの第三者を入れることで、相手との離婚の話が進む可能性は十分にあります。   また、もし離婚の話し合いがまとまらず、最終的に訴訟になったとしても、アスペルガー症候群であることのみをもって離婚の原因とすることは難しいかもしれませんが、一つ一つのエピソードや他の事情も考慮することにより、法律上の離婚原因である「その他婚姻を継続し難い重大な事由」(民法770条1項5号)の要件をみたす可能性もあります。   以上をまとめると、まずはアスペルガー症候群の配偶者を理解した上で接していくことに努め、配偶者としての最大限の努力はしてみる。この努力にもかかわらず、どうしても、上記の「婚姻を継続しがたい重大な事由」があるものと客観的にも判断される場合に初めて離婚に向けて働き出す。ということが大切だと思われます。  

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