質問9 妻の連れ子を養子にした後、離婚した場合、その子に養育費を支払う必要がありますか。

養育費は、法律的に親子関係がある場合に、相互扶助義務の一つとして発生するものです。親子関係は通常の場合でも、養親子関係でも同じであり、養親は養子に養育費を支払う必要があります。そして、連れ子のある女性と離婚しただけでは連れ子との養子縁組は解消されないため、引き続き、養育費を支払わなければなりません。 ただし、養子縁組は法律によって特に親子関係を認める制度ですから、養子と離縁すればその後の養育費の支払いを免れることができます。離縁のための手続きとしては、協議離縁・調停離縁・裁判離縁の3つがあります。まず協議離縁する場合、養子が15歳未満であると、連れ子の母である女性が連れ子に代わって、質問者と協議することになります。この協議で話がつかなければ、調停を家庭裁判所に申立てることになり、それでも合意できなければ、裁判へと進みます。この手続きの流れは離婚と同様です。ただし、裁判離縁は以下の離縁原因が法定されており、これを満たしていないと離縁がなかなか認められません。 ① 他の一方から悪意で遺棄されたとき ② 他の一方の生死が3年以上不明のとき ③ その他縁組を継続し難い重大な事由があるとき 未成年養子に対する離縁請求については、養子の将来の福祉や養育の観点から慎重な判断がされる必要もあります。連れ子ということですから、母親と離婚した以上は、今後、子との間に正常な親子関係が構築できるとはあまり考えられませんので、「その他縁組を継続し難い重大な事由があるとき」と該当すると判断される場合が多いと思いますが、前記したような観点から離縁を認めなかった裁判例もありますので、まずは協議離縁によることが良いでしょう。

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