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90代の男性が交通事故にて死亡し、保険会社との示談交渉で2320万円取得した事例

1、事故発生状況

健康で足腰も丈夫な90代男性が、散歩を終わり、自宅へ戻る途中に、片側1車線の車道の横断歩道のない部分を横切ろうとして、自動車にはねられ、亡くなられた。

2、当事務所の活動

被害者は高齢であったため、弁護士が入らなければ、相手方保険会社は自賠責基準の賠償額である1000万円程度しか提示してこない。しかし当事務所としては、高齢者でも比較的多く賠償額が認められた判例を調べて、相手方保険会社と示談交渉した。また、被害者の男性は自営業の手伝いをしていたこともあり、90代という年齢でも、逸失利益が発生すると主張した。

3、保険会社の提示

相手方保険会社は、横断歩道のない部分を横切った過失が15%あるとして、2170万円の提示をしてきた。

4、保険会社との示談交渉と結果

逸失利益・死亡慰謝料  2320万円  結果として、示談交渉による和解で2320万円の賠償金を得ることで解決することができた。

5、本事例における所感

ご遺族が金額に納得いかなければ、裁判をすることも考えられたが、ご遺族は早期の解決を望んでおられたため示談交渉で和解することにした。保険会社は弁護士が入らなければ、自賠責基準の賠償額しか提示してこないため、弁護士に依頼していただいたメリットは十二分にあったのではないかと思う。裁判になればもう少し賠償額は上がったかもしれないが、裁判は時間も労力もかかる。半年や1年裁判して賠償額が微増しか上がらない場合、ご遺族の負担は大きい。したがって、示談か裁判かは費用対効果を考えることが肝要であろう。  

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